東京都杉並区清水にてレンジフードを交換しました

こんにちは、レンジフード・換気扇の修理・交換専門店、換気空間です。
今回は杉並区清水にお住まいのお客様からレンジフード交換のご依頼をいただきました。レンジフードの設置状況や交換機種についてお話をお伺いするため、まずは現地調査させていただきました。

こちらが既設のレンジフード、ナショナルの【FY-75HVS】です。トクラス製のサイクロン式レンジフードと似た、やや特殊な形状のレンジフードで長年お使いになられたようでした。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ナショナルは2008年にPanasonicに統合されていますので、そのことからも古い機種であることがお分かりになるかと思います。
同型の後継機種は存在しなかったことや今後のメンテナンスや交換の汎用性、また、お客様の選択肢が広がることから、現在主流の標準的なレンジフードへの交換をご提案いたしました。
お客様にもご納得いただきましたので後日施工したのですが、先述のように特殊な形状のレンジフードであったため、施工に工夫が必要でした。簡単に説明させていただきます。

こちらの写真は【FY-75HVS】の内部ですが、シロッコファンが正面にあることがおわかりになるかと思います。プロペラファンなどは壁に直接埋め込まれて使用されますが、シロッコファンを使った多くのレンジフードは天井から下に向かって吸い込み口が向いています。今回のケースは、右にあるシロッコファンから左の排気ダクトへ繋がっているのですが、この排気ダクトも天井ではなく正面の壁に繋がっていました。

このままレンジフードを付けてしまうと、お客様の丁度お顔のあたりに操作パネルが来ることになり適切な高さに設置できません。そこで、レンジフード本体を右排気にし、特殊なパーツを使い接続することにいたしました。多くの一般的なレンジフードは左排気用に作られているのですが、一部のレンジフードはその場で右排気用に変換できます。変換については長くなってしまいますので、こちらの施工事例を参考にしていただきますようお願いいたします。


施工後のフード内はこのようになっております。写真ではわかりずらいですが、油がダクト内に溜まらないよう極力滑らかに若干の傾斜をつけるよう設置いたしました。また、上下の寸法がギリギリでしたが、うまく収めることが出来、ホッといたしました。

こちらが交換後のレンジフード、NORITZ(ノーリツ)の【NFG7S25MSV】『クララ』です。【NFG7S25MSV】『クララ』は2025年3月に発売されたばかりの新モデルなのですが、こちらの施工事例で詳しく紹介していますので、参考にしていただけますと幸いです。

また、交換にともない生じた旧レンジフード本体跡のキッチンタイルの欠けた部分に関しましては、キッチンパネルを貼ることで対応いたしました。

お客様宅は現在大規模修繕中で、それに合わせレンジフードも新調しようと思ったとのことでしたので、心機一転のお手伝いができたことをうれしく思います。
今回は杉並区清水にてレンジフードを交換いたしましたが、主に府中市、小金井市、調布市、三鷹市、国立市、小平市、日野市、武蔵野市、杉並区、近隣エリアで施工しています。
レンジフードや換気扇を新調することで、新鮮な空気を取り入れることができます。明確に故障していなくても、古い製品ですと異音がすることや換気能力が低下していることが考えられますので、ご一考いただけますと幸いです。