レンジフード

多摩市永山にてレンジフード及び電動給気シャッターを交換しました

アイキャッチ画像 レンジフードと電動給気シャッター交換 多摩市永山
suguru

 こんにちは、レンジフード・換気扇の修理・交換専門店、換気空間です。
 今回は、多摩市永山にある『オーベル多摩永山』にお住いのお客様から、レンジフード交換のご依頼がありました。大変困られた様子で

「異音がするようになったため、管理会社経由で一度業者に来てもらったが断わられてしまった」

とおっしゃられました。ありがたい事に、その後ネット検索にて当店を見つけ、お問い合わせくださったとの事でしたので、まずは当店で施工可能なのかを確認するため現地調査させていただきました。

交換前のレンジフード タカラスタンダード VMH-901L 多摩市永山

 こちらが既設のレンジフード、タカラスタンダードの【VMH-901L】です。レンジフード底面が奥から手前にせり上がっている『ファルコン型』と呼ばれるタイプです。また、このレンジフードは電動給気シャッターと同期されていました。

施工前の電動給気シャッター ユニックス UKD-150CF 多摩市永山

現地調査と合わせ、お客様が他店から断られた理由を話してくださいましたが、要点は主に3つです。

施工のポイント
  1. 特殊な形状の『ファルコン型』から底面がフラットな『スマート型』に交換するとキッチンタイルに欠けが生じ、補修を行う必要がある。
  2. レンジフード設置箇所の天井が、他の天井と比べ一段低くなっているため、既設のレンジフードは、本体の高さが一般的な製品よりも低い特殊な製品。
  3. 多くのレンジフードは本体左奥がダクト接続位置になるのが、今回の設置箇所の奥には梁が走っており、ダクトが手前にある。既設のレンジフードは手前にダクトが接続できる特殊なタイプ。

 これらの点を踏まえ、当店で施工可能と判断いたしましたので、お伝えしたところ、お客様も「ほっ」と胸をなでおろされたご様子でした。

施工の説明1 多摩市永山

 こちらの写真は既設のレンジフードを外した写真です。パッキン跡が既設の製品のもので、右壁面のタイルを外してある部分の下の切れ目が、丁度お客様希望のレンジフードの底面にあたります。ポイント①でも書いたように、タイル半分ほどの欠けが残ってしまうため、補修の必要があります。今回はキッチンパネルをこの欠けに合わせて切り、貼り付けることで対応いたしました。

 ポイント②はどういう事かと言いますと、まずレンジフードの設置する高さは法令で決まっています。天井が一段低くなっているため、一般的な高さのレンジフード本体を設置してしまうと、この法令で決まった高さを下回ってしまいます。したがって本体の高さの低い特殊なレンジフードが必要になります。

 ポイント③は下の図をご覧になっていただけるとわかりやすいかと思います。

施工の説明2 多摩市永山

 これらの条件に合う既製のレンジフードはなく、メーカーに特注することになります。また、先述のように既設のレンジフードは電動給気シャッターと同期されており、その仕様通りに電動給気シャッターとも接続可能なモデルで発注いたしました。

今回は卸会社を通し、レンジフード製造メーカー最大手の富士工業に依頼をしました。メーカーと打ち合わせをしていただきました卸会社さんにこの場を借りて御礼申し上げます。

交換後のレンジフード 富士工業 多摩市永山

 こちらが特注した富士工業のレンジフードです。併せて電動給気シャッターも交換いたしました。

施工後の電動給気シャッター ユニックス UKD-150BSFH 多摩市永山

 今回は多摩市永山にて、レンジフードと電動給気シャッターを交換いたしましたが、主に府中市、小金井市、調布市、三鷹市、国立市、小平市、日野市、武蔵野市、杉並区、近隣エリアで施工しています。

 換気空間では可能な限りお客様のご希望に添えるよう努めております。他店で断られてしまった場合でも現地調査させていただき、施工可能な場合もございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

施工完了 多摩市永山
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